漫画づくりに専念できる。
仕事にできる。
そのことが、
なによりうれしいです。

Sideburn004さん

ロシア連邦
出身

Question 1

来日された理由を
うかがえますか?

漫画を描くことを仕事にできる、大きなチャンスだと思ったからです。私の母国ロシアでは、漫画を読む若い人は増えていますが、漫画を描くことを専業にできるほどの市場はまだありません。漫画を趣味で終わらせたくなかった私にとって、コアミックスからの日本へのお誘いはまたとない機会でした。

一方で、日本に拠点を移すことには、不安もありました。自国から遠く離れていますし、私は日本語で日常会話ができません。家族に日本へ行く意思を伝えたところ、驚きを隠せない様子でした。日本の漫画賞「サイレントマンガオーディション」に私が応募し、よい評価をいただいていることは家族も知っていましたが、運営元の日本企業からの招聘を受けて、移住を決断するとは思っていなかったようです。私の家族は日本のことをよく知りませんし、ロシアではまだ漫画家が職業として確立されていないため、日本での私の仕事をイメージしづらかったからかもしれません。
しかし、最終的には私の決意が固いと知り、その意志を尊重してくれました。

Question 2

日本の、
熊本・阿蘇の印象は
いかがですか?

自然が豊かで、すばらしいと感じます。特に広大な星空は、作品に描きたいと思った心ひかれる風景です。ほかにも、大観峰の眺めのよさは感激しました。
また、休みの日に編集スタッフが車で案内してくれた宮崎県の高千穂峡も、神秘的で忘れられない場所です。

Question 3

入居している熊本の
アーティストビレッジ
阿蘇096区は、
漫画を描く環境としては
いかがですか?

住環境、
食事についての
感想も
うかがえますでしょうか?

ここでは漫画に専念できることが、なによりもうれしいです。自国では別の仕事をしながら漫画を描く生活でした。通勤や、日用品の買い物にかかる時間も惜しいと感じていました。また、熊本の高森町は都市部のような騒音もなく、静かなので、ストーリーを考えたり、絵を描いたりすることに集中できます。

住居棟は日常生活に必要な設備は整っているので、暮らしやすいです。料理上手なスタッフが作ってくれる食事もおいしいですし、なにより料理をすることや食材の買い物に時間をかけずに済むことの恩恵を感じています。

Question 4

ここでの
一日の過ごし方を
教えてください。

朝は8時頃に起きて、10時からアトリエで仕事を始めます。昼食をはさんで18時半まで漫画を制作しています。夕食後も仕事をしたい気分のときは、続きをすることがあります。夜は住居棟でテレビやイラストを見たり、読書をしたりすることが多いです。

Question 5

今後の目標は
ありますか?

自作の連載、あるいは単行本化などのかたちで結果を出すことです。

Question 6

入居を
考えている人に
メッセージを
お願いします。

私がそうだったように、怖がらず、これはチャンスだととらえることで、あなたのキャリアを前に進めることができるはずです。
また、編集スタッフとは英語で会話できますし、毎週日本語の授業も受けられるので、言葉の面での心配はしなくても大丈夫だと思います。

『ブラック・テラー』
『ブラッディ・シュガーは夜わらう』
の三堂マツリ先生が原作を手がけ、
Sideburn004さんが絵を描いた読切

『ミッドナイト・シャドー』

試し読みhttps://comic-zenon.com/episode/10834108156714333762

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